2020年9月5日、「ふるさとプロボノ in 農山漁村」のプロジェクト発表会を行いました。地域とのしなやかなつながりに関心のある方、豊かな自然とともに生きる暮らしに関心のある方、地方創生や地域活性に関わりたい方など、世代も年代も住まいも多彩な人々が約100名オンラインで参加しました。
きょうから募集を開始する全国12プロジェクトの紹介とともに、プログラムの特徴や地域づくりに取り組む人たちの魅力をお届け。ふるさとプロボノの経験者にもお越しいただき、「生の声」でプロジェクトの進み方や魅力、その後の関係性などをお話しいただきました。
私たちサービスグラントは、北海道から九州まで全国各地で50件以上のふるさとプロボノを2011年から行ってきました。年間平均5~6プロジェクトのところ、2020年はその倍の12プロジェクトがスタートします。これまでのプロボノのご縁とスタッフのご縁、その先のご縁、さまざまなご縁がつながり、ふるさとプロボノが全国に拡がっていくとともに、はじめて“プロボノ”の話を聞く方も約20名と新たな拡がりを生みだしていきました。
森、山、海、自然の恵みに満ちた農山漁村を舞台に、距離を超えて人がつながり、思いを重ねながら、地域に心地よい風を吹かせるきっかけとなるプログラム、ふるさとプロボノ in 農村漁村。
約4カ月間のプロジェクトは、農山漁村のしごと体験とヒアリングを行う1泊2日~2泊3日の現地滞在を複数回行いながら、6人前後のメンバーからなるプロジェクトチームが、地域の役に立つ成果物の作成に取り組んでいきます。
ふるさとプロボノ in 農山漁村 は、都市の社会人と地域コミュニティ団体、参加者みなさんが、ともに地域を思い、ともに地域の未来を考えて、ともに地域に役立つ成果物作成に向き合う機会です。
今年も、「また会いたくなる人」「また行きたくなる地域」、そうした新しい人と人との豊かな関係がたくさん生まれていきますように。