人口減少が進む日本の地域社会において、持続可能な地域づくりの重要性は日増しに高まっています。多岐にわたる地域課題を前に、地域づくりを応援し、地域の担い手を広げるしくみとして、地域課題の解決を後押しするための新たな選択肢、それが「ふるさとプロボノ *」です。
* プロボノ:社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かしたボランティア活動
地域をこえて「一緒につくる」を、日本中に。
ふるさとプロボノ 2023年度の事業説明会を開催します。詳しくはこちらのページをご覧ください。
「ふるさとプロボノ」では、プロボノ参加者と、プロボノを受け入れる地域とが、明確な目標を共有し、アイデアの発散や机上の計画づくりに終わらず、地域に役立つ具体的な成果物を提供することを目指しています。地域に関わる人を増やすための「情報発信」や、地域の魅力ある環境や特産品の販路を開拓する「マーケティング」等の施策を実現することで、地域の発信力や活動の波及効果を高め、事業の成果拡大を図ることが期待できます。
「ふるさとプロボノ」で地域を応援する参加者(「プロボノワーカー」と言います。)は、都市の企業等で活躍するビジネスパーソンやクリエイターです。プロボノワーカーは、個人のボランティアとして、本業とは異なる立場で、ご自身の時間をつかって参加しています。「地域づくり」や「地方創生」に関心を持つ人も多くいます。人生100年時代の生き方や働き方改革、リモートワークの普及の動きも相まって、プロボノに関心を持つ人は広がりを見せています。
地域社会においては、NPO 法人の数が少ない一方、行政機関や、地場の民間企業、組合や協会などの組織、住民による地域自治組織などが、地域課題解決の担い手となっているケースが数多く見られます。そのため「ふるさとプロボノ」による支援先としては、NPO法人に加えて、特色あるまちづくりに取り組む自治体や、地域の新しい経済や産業のあり方に挑戦している事業者や生産者、組合などもあります。
「ふるさとプロボノ」の事務局をつとめる認定 NPO 法人 サービスグラントは、日本におけるプロボノの草分け的存在として、国内最大規模のプロボノプロジェクトを企画・運営する中間支援組織です。数々の行政機関や民間企業との連携を図りながら、2005 年の活動開始以来、すでに1,000 件以上のプロボノプロジェクトを運営し、約5,000 名のプロボノワーカーが参加しています。
各地域への具体的な導入方法や協働手順などは、地域の実情を伺いながら個別対応にて打合せしております。まずは一度、お気軽にお問い合わせください。