行政職員向けプロボノセミナー「新たな関係人口とつながる地域づくり」8月1日(木)14~16時 都道府県会館にて開催

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ふるさとプロボノは、持続可能な地域づくりを目指す組織・団体の課題解決に、地域外の社会人が、プロボノ(*1)として関わる課題解決型 地域交流プログラムです。「地域をよりよくしたい」というアツい思いへの共感を入り口に、自治体担当者、地域おこし協力隊、中間支援組織など、地域側のニーズを把握している「コーディネーター」とも協働し、現地訪問、オンラインでの対話を重ね、ともに課題解決を目指します。

*1 プロボノとは・・・「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、【社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動】を意味します。2011年のプログラム開始以降、全国79の市町村、128団体とご縁をいただき、人と地域との新たな出会いと協働の機会を創出してきました。

 

直近2年のふるさとプロボノの参加者アンケートでは、参加者全員が、関わった農山漁村への関心が高まったと回答した他、
83%が「現在の居住地から地域の課題解決に協力したい」
94%が「団体への支援の継続を希望する」
と回答し、地域外の人が地域の課題にも有機的に関わる新たな関係人口となっていく変化がうかがえます。

本セミナーでは、「選ばれる地域とは」〜関わりのステップをデザインすると題して、都市農村交流事業の実践、移住支援などに実績を有する嵩 和雄先生より話題提供をいただく他、ふるさとプロボノのこれまでの具体的な事例を通じて、サービスグラントがご提案する地域のミライ地図をご紹介していきます。

人口減少、高齢化の日本において、地域をこえて「一緒につくる」を、日本中に広げていく仕組みにご関心をお持ちの方、新たな関係人口とつながる地域づくりの具体的なアプローチ方法をご検討中の皆さまからのご参加をお待ちしています。

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※当日リアル会場への参加が難しい方に向けて、開催動画を後日お送りします。
後日視聴のお申込みも上記フォームより入力ください。

 

【開催概要】

日時:
2024年8月1日(木)
14:00-16:00 (開場:13:50)

場所:
都道府県会館 401会議室
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-3
■東京メトロ有楽町線・半蔵門線
・永田町駅:5番出口より地下連絡通路を経て徒歩約1分
■東京メトロ南北線
・永田町駅:9番b出口より地下連絡通路を経て徒歩約1分(地下1階出入口)
■東京メトロ丸の内線・銀座線
・赤坂見附駅:D番出口より青山通り(国道246号)を上がり徒歩約5分(1階出入口)

対象:
地域振興、地域活性、関係人口、一次産業支援、NPO支援、市民活動等を担当されている自治体・中央官庁などの職員のみなさま
各地域の中間支援組織の職員・スタッフのみなさま
地域おこし協力隊など、地域づくりに携わるみなさま
研究者、NPO、議員、メディアなど地域づくりに関心のあるみなさま

定員:
リアル会場の定員は40名となります。
お申込みが定員を上回る場合には、先着順となりますので、ご関心をお持ちの方は、お早めにお申込みください。

 


 

【基調講演 登壇者プロフィール】

「選ばれる地域とは」〜関わりのステップをデザインする

▼嵩 和雄さん 國學院大學観光まちづくり学部 准教授/NPO法人ふるさと回帰支援センター 理事

1972年生まれ。東洋大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得退学(工学修士)
2001年より熊本県小国町に移住し、(財)阿蘇地域振興デザインセンター、(財)学びやの里で九州ツーリズム大学や廃線跡活用プロジェクト等都市農村交流事業等、観光まちづくりや人材育成に携わる。2009年から東京にUターンし、NPO法人ふるさと回帰支援センター副事務局長として地方移住支援に携わる。2021年より國學院大學研究開発推進機構准教授、2022年4月より現職。
専門は都市農村交流、地方移住、地域活性化など。主な著書に『イナカをツクル』(単著:コモンズ、2018)、『住み継がれる集落をつくる』(共著:学芸出版社、2018)、『田園回帰がひらく新しい都市農山村関係―現場から理論まで』(共著:ナカニシヤ出版、2021)など。

 


 

【ゲストプロフィール】

 

”地域おこし協力隊・中間支援組織の味方が広がる”

▼夏秋 あかりさん
和歌山県紀の川市 地域おこし協力隊

紀の川市地域おこし協力隊。宮崎県出身。会社員、農業アルバイトを経験したのち年中様々な農作物が採れる紀の川市に魅力を感じ移住。観光振興課にて地域の農家の方々と農業体験や果物狩りを企画・実施している。2023年にふるさとプロボノを利用し、農村地域のマップ・ロゴ作成に携わった。

 

”企業と協働した課題解決プログラムが各地で広がる”

▼淺野 晃平さん
ひろぎんエリアデザイン株式会社 企画・広報グループ シニアマネージャー
株式会社せともす 取締役

岡山県笠岡市生まれ
東京の大学を卒業後、2005年に証券会社へ入社。未上場ベンチャー企業の株式公開支援、上場企業のM&A・ファイナンスの案件開拓から執行業務、総務・企画部門を経験。
2016年に広島銀行へ転職。法人営業部にて、メディア・エレクトロニクス・食品等の取引先の中期計画策定支援、ビジネスマッチング、まちづくりを担当。地域商社事業への参画や広島市平和記念公園レストハウスの指定管理業務、広島空港民営化案件に関与。その後、ひろぎんエリアデザイン(株)の設立準備に従事し2021年4月に出向。
地域活性化を業務とする楽しさと難しさを日々感じながら、「にちにちがさら」の精神で前を向いて業務に邁進中!

 

”プロボノ連携協定で関係人口に開かれた地域を発信”

▼五通 元気さん
長崎県県民生活環境部県民生活環境課 県民協働推進班 係長

1984年長崎県大村市生まれ。2003年長崎県入庁。土木関係部署での経理・予算業務に9年従事した後、雇用対策、ダム事業の地元対策、公務災害補償などの業務を経て、2023年に県民生活環境課へ異動。協働事業、ボランティア活動の促進、NPO法人の認証・認定に加え、「ながさきプロボノチャレンジ推進事業」の担当として県内におけるプロボノの普及・啓発に努めている。

 

お申込みはこちらから

※当日リアル会場への参加が難しい方に向けて、開催動画を後日お送りします。
後日視聴のお申込みも上記フォームより入力ください。

 

【ふるさとプロボノについて】

ふるさとプロボノ  は、2021年6月「第18回オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞」を受賞しました。過去の事例を活動紹介動画ページに多数まとめていますので、ぜひご覧ください。

【参考】
育休取得中のママたちによる子育て世代チーム、デジタルに特化した課題解決を担うチーム、同じ企業社員チームのプロジェクトなど、バリエーション豊かに広がりを見せるふるさとプロボノの様子をお伝えするセミナーの様子は、以下のアーカイブよりご覧いただけます

開始  ふるさとプロボノの概要
15:10  和歌山県紀の川市の事例
23:40  新潟県魚沼市の事例
31:00  トークセッション1
52:35  ママボノ、企業プロボノのご案内
56:00  広島県の事例とママボノ、企業プロボノの参加者トーク
1:16:50 トークセッション2
1:44:00 今日のまとめ サービスグラントの提案

 

【主催者について】

認定NPO法人サービスグラントは、NPO・地域団体等の組織運営や事業活動に役立つ具体的な成果物を届けるプロジェクトを、2005年からコーディネートしてきました。これまでに参加したプロボノワーカーは5,500名以上、実施プロジェクトは1,350件を超える、国内最大規模のプロボノ運営団体です。

 

【お問い合わせ】

本セミナーに関するお問い合わせや取材のご連絡は、お問い合わせページからお気軽にお寄せください。
担当 認定NPO法人 サービスグラント 岡本、横道